アロマテラピーで対策

物忘れにはアロマテラピーで対策を

年を取ってくると、若いときには考えられないことが起こり始めます。もともと几帳面な性格の人が、大事な約束をすっぽかしたり、きっちりした主婦でも買い忘れが多くなるなど、「物忘れ」がだんだんと生活に支障をきたしてくるのも、年齢があがるともはや避けがたいことのように思えます。

 

この「物忘れ」ですが、笑っていられるうちはいいですが、実際、アルツハイマーなどの認知症の前兆であることが多いので、早期発見のためには注意して様子をみることが必要でしょう。特に認知症の5割を占めるアルツハイマー病は、いまだ未解明の部分がおおい疾患ですが、ベータアミロイドというタンパク質が脳にたまることによって引き起こされるとわかっており、そのベータアミロイドが傷つける脳細胞には、実は嗅覚をつかさどる細胞が多いことが最近の研究でわかりました。

 

においを嗅ぐ能力が衰えることがアルツハイマー病の前兆である可能性があり、早期発見のための検査に嗅覚検査を入れることが提唱されています。もし、物忘れが激しくなったと感じたら、それがアルツハイマー病につながる可能性があるかを調べるために、まず自分がにおいをちゃんとかぎ分けているかを自己診断してみましょう。

 

このように、においと記憶というのは実は非常に強い関連があり、記憶をつかさどる脳の海馬と呼ばれる部分は、実はにおいという刺激にしか反応しないことがわかっています。「懐かしいにおい」と言うことがありますが、まさに人はにおいで記憶を残しているのかもしれません。

 

物忘れをするようになったら、アロマオイルやアロマインセンスなどを使って、積極的に嗅覚を刺激してみましょう。例えば同じ香りのアロマオイルや香水をバッグや手帳に少しだけつけておくと、出先で忘れそうな予定を、しっかり思い出させてくれるかもしれません。物忘れをするようになると、ついイライラしてしまう人も多いです。そんなとき、ふといい香りのアロマオイルでリラックスできたら記憶力もアップして一石二鳥ですね。

 

前の記事:物忘れしないために脳を鍛えよう
次の記事:認知症を予防するために簡単にできるトレーニング方法